CSSとデザイン
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ネタ元:Web Directions East 2008 カンファレンスレポート(前編)
Web Directions East 2008のレポートなんだけれども、これを読んでDan Cederholmが一気に好きになった。すごい尊敬してしまった。
僕がずっと疑問に思っていたことがあって、それは「MOSe」や「Progressive Enhancement」と呼ばれるコーディングデザイン手法。
すべてのブラウザで同じ見え方をするのではなく、ブラウザ毎にことなるデザインでもよいのではないかというデザインの考え方。
確かに余白や位置が数ピクセルずれても、デザインが損なわれることは少ない。(正直、ここらへんはデザインを専門にやってないのでわからないのですが、たぶんそうなんでしょう)
僕自身この考え方は正しいと思うんだけど、このデザイン手法がとり上げられる例っていうのが製作者のスキルが乏しい場合が多い。
IEでは無理だから(もしくはめんどくさいから)、FirefoxやOpera、Safariなどのブラウザだけ綺麗に見せようね。のような感じで。
角丸にしてもしなくても一緒なら、最初からそのようなデザインは採用しなければよい。角丸にしたほうがデザインとして優れていると考えながら、border-radiusに対応していないブラウザを切り捨てるのってどうだろう。
そこにユーザーが存在しない。
この手法は、ブラウザのユーザー層に合わせてデザインを変更する際などに利用すべきじゃないかなと考えている。
例えば層の広いIEは文字を大きめの文字にして、スタイリッシュを好むSafariユーザーには少し小さめの文字を用意する、などなど。
単にコーディングでデザインを再現できない言い訳に利用されているのがすごく気持ち悪かった。
CSS Reloadedで菊池さんが、「IEにあわす必要はない、CSS3を利用すればIEユーザーの体験を損なうことなく、CSS3対応ブラウザユーザーの体験を向上させることができる」とおっしゃってたのも少し納得してなかった。
そのデザイン、エフェクトがユーザーの体験を向上させるものであるのなら、なぜIEユーザーに対してそれを提供しようとしないのだろうと。。。
物理的に不可能なケースを除いて、JavaScriptやCSSを駆使すればどうにかなるはずなのに。。。。
(何人かのデザイナーさんはJavaScriptがわからないからと言っていたけど、それならば、情報をデザインしユーザーに最適な体験を提供すべきWebデザイナーとしては、JavaScriptは習得しなくてはいけないスキルとして捉えられないかなと思った)
さて、レポートの話に戻ろう。
Dan Cederholmさんのセッションで例に漏れず、「すべてのブラウザで同一の見た目にする必要はあるのか?」という質問があがったようで、Dan Cederholmさんは「(ユーザーが必要とするコンテンツの)可読性を損なわないこと」と「あなたが取り扱っているサイトのログ次第」を上げている。
なるほど、「あなたが取り扱っているサイトのログ次第」という説明ですべてがしっくり来る。
IEを切り捨てるのではなく、訪問者全体の大半を優先するのなら納得がいく。実際、僕たちはIE5やNNなど切り捨ててきた。シェアが少ないという理由で。
訪問者の大半に対して、ユーザー体験を向上させるという目的なら納得がいく。そうすべきである。
このレポートを読んで、ずっとつっかえていた物が取れた感じ。
うーん、無理してでもWeb Directions East 参加すればよかった。